アフィリエイトのやり方講座では、「アフィリエイトでお金を稼ぐことに興味をもっている」、もしくは「稼ぐ準備を始めている」初心者に向けて、基礎的なやり方を紹介しています。
アフィリエイト基礎講座6では、アフィリエイトの本番、記事の書き方について紹介していきます。
アフィリエイトで成果を出すためには、あなたのサイトのコンテンツが評価され、検索上位に表示される必要があります。
しかし、インターネットの世界において評価される文章というのは、あなたが文章について抱いている常識とは反するところがいくつもあります。
そういったあなたの常識を修正して、アフィリエイトで成果を出すための文章を書いていきましょう。
SEOを意識した記事を書こう
[say img=”https://alchembook.com/wp-content/uploads/2017/07/aaa.png” name=”きゃっと” type=”l”]やっと記事が書けるんですね。待ちくたびれました![/say]
[say img=”https://alchembook.com/wp-content/uploads/2018/03/ym302102924203114209325.png” name=”とらねこ” type=”r line”]お待たせしました。ただ、好き勝手に記事を書いてもアフィリエイトでは効果がないんです。記事を書くときはアフィリエイトに有効なポイントを抑えて書いてくださいね![/say]
前回までで記事を書く準備は整いましたので、ここからは実際に記事を書いてみましょう。
アフィリエイトで成果を出す記事というのは、2つの要素から成っています。
一つは、Googleのアルゴリズムに評価される記事であること、もう一つは、読者の行動を誘発する(広告をクリックする)記事であることです。
この2つのどちらか、もしくは両方で高い成果を出す記事というのは、あなたがこれまで学んできた『よい文章』の常識とは大きく異なります。
しかし、ここで忘れてはいけないのが、あなたが書くのは、Webサイト向けの文章という点です。作文でもなく、小説でもなく、小論文でもありません。
自分の感想を書けばいいわけでもなく、風景描写を入れて美しい文章にすればいいわけでもなく、難解で威厳のある文章を書けばいいわけでもないのです。
アフィリエイトサイトを作っていく上では、SEOを意識した記事の書き方をしなければなりません。
なぜかという、SEOを意識して検索エンジンに評価される文章に仕上げなければ、あなたのサイトは誰にも見つけてもらえず、読んでもらうことができないためです。
逆に評価されれば、人目に触れやすくなり、サイトへのアクセスが増えます。
現在はTwitterやFacebookといったSNSが普及したため、検索エンジン以外からの集客ができるようになりましたが、それでもやはり検索エンジンからのアクセスを獲得することにはメリットがあります。
- その情報を求めている人を集客しやすい
- 継続してアクセスを集めることができる
SNSからの流入は一時的なものになりやすいです。新しい情報がどんどん流れてきて、古い情報は過去のものとなってしまうためです。
その点、検索エンジンからの流入は古い情報であっても継続的にアクセスが期待できます。
アフィリエイトに適した書き方というものがありますので、この要点を押さえて記事を作成することで、読者の信頼をつかみ、アフィリエイトで稼げる記事に化けさせることができます。
評価される記事の要素とは
グーグルから『ウェブマスター向けガイドライン』というものが発表されています。
品質の基本方針
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
要は、「ユーザーのためになる記事を書け」ということが書かれています。一度全ての項目を確認しておくことをオススメします。
他にもガイドラインとして次のようなことが述べられています。
- 情報が豊富で便利なサイトを作成し、コンテンツをわかりやすく正確にページに記述します。
- ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードを検討し、そのキーワードを実際にサイトに含めるようにします。
- コンセプトに基づいたわかりやすいページ階層となるようにサイトをデザインします。
「検索で訪れた人の疑問が解決するように、情報量の豊富な記事をわかりやすく書け」ということです。
わかりやすいページ階層となるようなサイトデザインというのは、ワードプレスのテンプレートを利用していればまず問題ありません。
また、「検索ユーザーは検索したいわけではなく、自分の悩みや質問に対する答えが欲しくて検索する」ということを覚えておきましょう。
それに加えて、グーグルの方針を踏まえると、グーグルからもユーザーからも利便性が高いコンテンツは以下のようにまとめることができます。
- ユーザーの悩みや質問に対して、的確な回答をしているコンテンツ
- 関連する悩みや質問に対しても網羅的に取り上げ回答しているコンテンツ
- わかりやすいコンテンツ
- 読みやすいコンテンツ
- 目当ての回答がすぐに見つけられるようなコンテンツ
- 情報が新しいコンテンツ
覚えるのが面倒という方は、とりあえず「ユーザーの検索意図にあったコンテンツ」を作ればいいということさえ忘れなければ大丈夫です。
①と②については、検索意図に関することです。検索意図については、やり方講座5でもお話ししましたが、本当に大事ですので、これを考える習慣を持ちましょう。
③、④、⑤について紹介していきます。
誰にでもわかりやすい文章にする
『誰が読んでもわかりやすい文章かどうか』という点は、常に意識するべきポイントです。
わかりやすい文章にするためには、下記のようなポイントを押さえておく必要があります。
- 専門用語は使わない
- 「あれ」「これ」「それ」などの指示語は使わない
- 適切な箇所に画像やイラストを入れる
専門用語はあまり使わない
何かを説明するときに一番やってしまいがちなミスなのですが、専門用語を使って論理を省略しないようにしましょう。
誰が読んでもわかる文章を書くようにしていきます。
基本的に難しい表現は使いません。難しい表現・専門用語は、「この言葉はわからないけどこういう意味かな?」「どういう意味だっけ?」といった具合に、ユーザーに負担をかけてしまいます。
専門用語は使いすぎないようにします。専門用語を使いすぎると一部の読者さんは置いてきぼりを食らいます。
例えばアフィリエイトを全く知らない人に対して、「アフィリエイトで稼ぐにはホワイトSEOも大事だけど最初からASP報酬を得るためにブラックSEOやPPCも使うのもあり」ということを言われても、理解するのはできないでしょう。
このように読者が知らない用語をなんの説明もなく、使っていると、「ここには欲しい答えがなさそう」と判断され、次第に離脱していきます。
専門用語を使わずに説明するのは難しいという場面もありますが、できる限り平坦な言葉で説明するようにしましょう。どうしても専門用語を使いたいのであれば、解説や専門ページへ誘導するようにします。
ただし、あえて専門用語を多用する場合もあります。
その専門分野にそれなりに詳しい方たちをターゲットにしている場合は、意図的に専門用語を多用する場合もあります。その方が理解しやすくなります。
アフィリエイトで月10万くらい稼いでいるひとなら、「アフィリエイトで稼ぐにはビッグワードを狙うのもいいけど、まずロングテールを狙ってミドルワードで上位表示されるキーワードを選定するといいよ」という文章もすっと入ってきます。
それだけの基礎知識が身についているので、問題なく入ってきます。
文章中に1語程度知らない単語が入っていても、推測して理解できる能力が人間には備わっています。しかし、これが2〜3語となってくると、文章に対する拒絶反応も出てきてしまいます。
そういう人をターゲットに記事を書くなら敢えて専門用語は使ってあげましょう。
「これ」「それ」「あそこ」などの指示代名詞を多用しない
「これ」「それ」「あそこ」などの指示代名詞を多用することは避けましょう。
これはSEO的な理由もありますが、なによりも、指示代名詞が多いと読者が理解しにくい文章になってしまうためです。
「それ」が多いと、指示代名詞がなにを指しているのか毎回考える必要がでてきます。
読者の心理として忘れてはいけないのは、読者は基本的に記事を読みたくない&頭を使いたくないという点です。
指示語が多いと、理解するのに努力が必要な文章となり、読者としては「この記事を読むのめんどくさいな」と感じてしまいます。
また、「それ」を使うことでキーワードを損することになります。
「それ」の部分に主語を入れてあげると、文章中に1つキーワードが増えます。SEO的には、キーワードが1回しか出てこない文章と、キーワードが5回も出てくる文章では、後者の方が検索で上位に表示されやすくなります。
ですので、指示語を多用することは避けて、ちゃんと言葉に置き換えるようにしましょう。
主語をしっかり添えてあげる
会話のような口語では、主語がなくても意味が伝わります。
しかし、アフィリエイト向けの文章では、『主語がない文章』というのも要注意です。
主語を入れすぎるとわかりにくくなる場合もあるので、意図的に抜かすこともあります。しかし、「どうせわかるだろう」くらいの気持ちで主語を省いていると、読者が何の話をしているのかさっぱりわからなくなります。
しかも、主語を省くとキーワードが減って、SEO的に損をしている場合も多いので、しっかり主語をつけて、「読者」と「SEO」それぞれに配慮した文章に仕上げましょう。
適切な箇所に画像やイラストを入れる
この画像があるかないかで、読者の理解度や滞在時間は変わってきます。記事の内容とあまり関係のない画像であっても、読者の滞在率は上がります。
記事をわかりやすくするアクセントとして、画像を入れておくことはとても重要です。
自分が読者になった時のことを想像してみてください。文字しかないページを見たら拒絶反応が起きませんか?
小説を開いて文字ばかりのページを見ると読む気が起きないのに、漫画を開くと読む気になるのは、この画像によるところが大きいのです。
先ほども述べましたが、人間は同じ風景ばかりだとすぐに飽きる性質があるので、画像などで変化をつけて飽きさせない工夫が必要になります。
このように写真や図解を入れてあげると、直帰率は下がり、ページ滞在時間が増えて、商品の成約率はグッと高まることが期待できます。
記事の直帰率が低く滞在時間が長くなるということは、SEO的に評価される項目なので、アクセスが集まりやすくなりますし、オリジナルのイラストや画像を利用していると、そのイラストが引用されてリンクを貼ってもらえることもあります。
SEO的にも有利ですし、成約率も高まりますので、画像は必ず取り入れましょう。
画像の選定は、初めのうちは時間がかかってしまいますが、慣れてくれば、それほど時間をかけずに選ぶことができるようになります。
また、記事の外注化を始めたら、画像の選定をライターさんにお願いするのもいいでしょう。
『神は細部に宿る』とも言いますが、そういう細かいことの積み重ねがサイトの評価につながっていきますので、手を抜かずにしっかりと画像を入れるようにしましょう。
ちなみに当サイトは、無料写真は「ぱくたそ」、有料写真は「ピクスタ(PIXTA)」を利用しています。他にもサービスはありますが、最初のうちはこの2つがあれば十分でしょう。
文章を読みやすくする
文章内容がわかりやすいことも大切ですが、記事が読みやすいことも重要です。
いくらわかりやすい文章であっても、文章構造次第では読者は読んでくれません。読者に「読みやすそう」という印象を与えることで、
特に意識して欲しいのが以下の3点です。
- 冒頭で読者に興味をもってもらう
- 文章構造に一貫性をもたせる
- 最後に内容をまとめてあげる
冒頭で読者に興味をもってもらう
まずは、冒頭部分で読者の心をキャッチしましょう。記事の導入部分(冒頭)は、記事を読んでもらう上で、一番大事と言っても過言ではありません。
この冒頭部分で「記事に何が書いてあるのか?」「読む事によるメリットは何か?」をはっきりさせてあげると、読者もそれに対する心構えができ、その後の内容がすんなり入ってくるからです。
[box class=”box2″]冒頭部分の例
「ビットコイン」って最近よく聞くようになりましたが、どうやって買えばいいかよくわかりませんよね。
でも実は、ビットコインを購入するのはすごく簡単なことなんです。
そこでこの記事では、ビットコインの一番お得な購入方法について、わかりやすく説明していきます。
[/box]
といった具合に読者を導いてあげると、読者はすんなりとそのあとの話が入ってきます。
なぜかといえば、最初に読者の立場に共感してあげているからです。読者にとってはビットコインという得体のしれないものに対して「よくわかんないですよねー」といった共感要素を入れています。これにより読者の信頼をぐっと掴みます。
その上で、「記事に何が書いているのか?」「読む事によるメリットはなんなのか?」を明らかにしてあげるのです。すると、読者の読みたいという意欲を掻き立てます。
この方法を意識すれば、誰でもわかりやすい冒頭文が書けるはずです。他にも導入のパターンはありますが、まずはこの基本形をマスターしてみましょう。
ひらがな、漢字、カタカナは使いわける
ひらがな、漢字、カタカナは使いわけましょう。
難しい漢字の使用はNGです。それだけで、読むのが止まってしまい、読者に負担をかけてしまいます。普段あまり見かけない漢字は、できる限り、ひらがなに変換するようにしましょう。
たとえば「お勧め」と書くと堅苦しい印象があったり、小学生が読めない可能性があります。しかし「オススメ」と書けば柔らかくなり、小学生でも読むことができます。
文法的なエラーも控える
文法的にエラーのある文章も控えます。
「彼は美形だけど頭が良いけど性格が悪い」のように、同じ文章の中に逆説が2つ入っている文章や、「とても福島原発はすこぶる危険だ」のように、同じ意味の副詞が2つ以上入っている文章などは、アウトです。
クリエイティブ・ライティング(創作表現)では、基本的なことになりますが、文章を英語などの外国語に翻訳した際、不自然な文になってしまう場合は、だいたい読みにくく、日本語的にも破綻した文章です。
答えを見つけやすくする
何度も繰り返しますが、ユーザーは検索したくてしているわけではなく、答えが欲しくて検索しているということを意識しましょう。
つまり、答えを知りたいわけです。それにもかかわらず、文字数を増やして記事の評価を高めよるためにあまり関係ないことや、わざと回りくどい表現を使うサイトが増えています。
一方、読者は年々文章を読まなくなってきているという事実を知っておいてください。スマホユーザーは長い文章を読めなくなっているという研究結果が海外の研究機関から発表されています。
ですので、できる限り素早く簡単に答えを提供する必要があるのです。
答えを最後まで引き伸ばさない
「〇〇と△△、どっちがいいか比較してみた」といった記事や、「実は〇〇は△△だった!」といった記事では、結論を最後まで書いていないことが多々見受けられます。
しかし、読者は答えをさっさと知りたいのです。理由が気になれば、そのあと理由を見てくれます。いつまでも結論を言わない記事に対しては「わかりにくい」という印象を与えるので、読者は次からあなたのサイトを避けるようになってしまいます。
ですので、冒頭もしくは、最初の見出し直後で簡単に結論に触れておきましょう。その方が、読者も途中の情報を整理しながら取捨選択しやすくなります。
見出しを適切な箇所に入れる
ユーザーは、記事を勢いよくスクロールをして、必要そうな部分だけ飛ばし読みします。
その飛ばし読みをしながらでも内容を把握するために、見出しを適宜加えることで、記事に何が書かれているのかを読者が判別しやすくなります。
目次を入れる
目次は利用者は少なく、3%程度しか利用していないというようなデータもありますが、あった方が便利です。
スクロールするのが面倒な方や、ノウハウを確認しにきたリピーターにとっては、必要な箇所にすぐに飛べるというのはありがたい機能です。
ぜひ入れるようにしましょう。プラグインで簡単に作ることができます。
文字を装飾して読みやすくする
文字の装飾も大事です。強調したいことやキーワードなどを装飾すると、飛ばし読みしているユーザーでも目を止めてくれやすくなりますし、SEO的にもわずかばかり有利となります。
ただし、やりすぎは逆効果で、文字の装飾は多くても4種類以内に留め、サイトに統一感を持たせるようにしましょう。
性能などを一覧表にする
性能などを比較するときは、文章ではなく、ぱっと見で判断できる一覧表で情報を提示する方が好ましいです。
記事のタイトルを工夫する
記事を読んでもらうという意味ではこれが一番重要です。
記事は、読んでもらわなければ何も始まりません。欲しい情報を検索したあと、検索結果が表示されますが、そのあとに、ほとんどの人がタイトルを見てその記事を読むかどうか決めます。
昔、「人は見た目が9割」という本が話題になりましたが、人が判断の際に使う情報は視覚情報が9割を占めます。
つまり、ユーザーがその記事を読むかどうかはタイトルで9割が決まると言っても過言ではありません。
このような理由から、興味を引くようにタイトルを工夫する必要があるわけです。
興味深いタイトルを作るためのポイントやテクニックはいくつもあるので、別記事で紹介しますが、とくに重要なポイントだけ紹介しておきます。
- 全角30文字(半角60文字)前後までにする
- SEOに有効なキーワードを含める(多くとも4個以内にする)
- ページ内容とマッチしたタイトルを選定する
- 読者の心を掴むインパクトのあるタイトルを選定する
記事を書く際は、タイトルや記事内にキーワードを含ませておく事が大切です。
例えば「アフィリエイトとは」というキーワードで検索をかけたとすると、「アフィリエイトとは」がタイトルもしくは文中に含まれている記事がGoogleに関連性が高いと判断され、上位表示されるようになっています。
なので、ターゲットとするユーザーがどのようなキーワードでGoogle検索をかけてくるのかを意識して、記事を書いていくことが大切です。
ほかにも、キーワードの関連語(共起語)を記事内に含ませておく事もSEOでは大切なポイントです。
まとめ
SEOに強く、読者にとってわかりやすい文章=売れる文章です。SEOに強ければ人の目に付きますし、読者の理解が得られるということは成約率も高まります。まさに一石二鳥というわけですね。
ちなみにわかりやすい文章術はここで紹介しましたが、売るための文章術は他にも様々ありますのでそれは書籍などで補充してください。
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