この記事では、国内最大規模の仮想通貨取引所bitFlyerが提供するサービス、ビットフライヤーライトニングについて、その特徴やメリット・デメリットを紹介しています。
ここでは、bitFlyer Lightningの概要やそのメリット・デメリットを紹介していきます。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の基本情報
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)とは、仮想通貨取引所であるbitFlyerが提供する取引所です。
その取引所は、ビットコインとイーサリアムの取引にも対応しています。
ビットコインは現物・FX・先物取引に対応しており、イーサリアムは現物取引のみ対応しています。
販売所に比べて、より詳細なチャートを見ることができ、より柔軟な取引が可能となります。
bitFlyer Lightningを提供しているのは、bitFlyerという会社です。
bitFlyerは、外資での金融経験を持つ加納裕三氏が2014年に設立をした会社です。
bitFlyerは、2014年に仮想通貨取引所としての「bitFlyer」を設立しました。
40億円以上の資金調達をし、日本にある仮想通貨取引所では大手の一つになりました。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の利用料金
bitFlyer Lightningは、無料で利用できます。
ただし、利用するためには、bitFlyerのアカウント作成と日本円での入金をすませなくてはいけません。
もちろん、これらはすべて無料で行えます。
具体的な手順として、まずはbitFlyerのアカウントを作成します。
その後、個人情報を入力し、ご自身の口座に日本円を入金します。
そして、それが完了次第、bitFlyer Lightningを利用できるようになります。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の特徴
- 証拠金の最大15倍までレバレッジをかけられる
証拠金の最大15倍までレバレッジをかけられる
bitFlyer Lightningの特徴は、証拠金の最大15倍までレバレッジをかけることができる取引があることです。
証拠金とは、FXをやる際に取引業者の口座に預ける担保金のことです。
その取引が可能なのは、ビットコインのFX取引(Lightning FX)とビットコインの先物取引(Lightning Futures)です。
預けた資金よりも大きな金額の取引ができるため、資金効率の良い取引ができます。
また、急激な相場変動に備え、bitFlyer lightningでは「証拠金維持率が50%を下回ったら強制ロスカット」というルールを設けています。
ロスカットとは、損失がある一定レベルに達したときに、それ以上の損失を防ぐために強制的に決済する制度のことです。
証拠金維持率とは、実際の取引金額に対する証拠金の残高の割合であり、bitFlyer lightningでは、そのレベルを50%に設定しています。
そのため、50%を下回った瞬間に、取引していた銘柄が強制的に決済されます。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)のメリット
- 取引量が多いため取引が成立しやすい
- レバレッジが最大15倍での取引が可能
取引量が多いため、取引が成立しやすい
bitFlyer Lightningでの取引が成立しやすいのは、取引している人が多いからです。
bitFlyerは仮想通貨取引所としては、日本国内でトップクラスの規模と影響力を持っています。
そのため、ビットコインの24時間取引高が時に世界一になるほど、活発に取引が行われています。
そして、その取引の大半はbitFlyer Lightningで行われているのです。
そうした背景から、bitFlyer Lightningは取引が成立しやすい環境が整っています。
bitFlyer Lightningの画面には、その時点での希望購入・売却価格を指定する指値注文の一覧があります。
その注文リストが多いほど取引が活発なのですが、bitFlyer Lightningはその量が非常に多いです。
そのため、自分の希望する価格で購入・売却しやすいのです。
レバレッジが最大15倍での取引が可能
bitFlyer Lightningの特徴でも説明しましたが、bitFlyer Lightningの一部取引では、証拠金の最大15倍までレバレッジをかけることができます。
そのため、手持ちの資金が少なくても、大きな取引を行うことができます。
また、相場の変動に備えてロスカットなどのルールも設定されているため、大きな損失が発生しづらくなっています。
ただ、レバレッジをかけるほどに、ハイリスクな取引になります。
しかし、bitFlyer のセキュリティやシステム稼働率は高いレベルにあり、取引所自体のリスクはほぼありません。
そのため、ご自身の運用をしっかりすれば、安全に収益をあげられる環境が整っています。
スマホでの操作性の良さ
仮想通貨の相場変動に備え、短期での売買をする場合にはスピーディーな取引が必要です。
しかし、その変動と売買タイミングを絶えずパソコンでチェックするのは大変なことです。
そこで、そうしたチェックや売買をスムーズに行えるようにするために、bitFlyerには専用のアプリがあります。
bitFlyerには、仮想通貨取引を可能にする専用のアプリがリリースされています。
このアプリでは、パソコン同様に、チャートの確認や仮想通貨の売買などができます。ただ、そうした機能が使えても、見づらかったり使いづらかったのでは意味がありません。
しかし、bitFlyer専用のアプリはスピーディーで直感的な操作性や高い視認性を実現しています。
bitFlyer Lightningの複雑やチャートや指値注文の一覧も、ひとめで理解できるデザインになっています。
加えて、仮想通貨の売買が簡単にできる高い操作性もあるため、スムーズな取引が可能になっています。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)のデメリット
- 画面の表示が遅い
- 取引履歴や損益情報が見づらい
画面の表示が遅い
前述の通り、bitFlyer Lightningの利用者は多いです。
特に、夕方から深夜の時間帯は、取引が活発になります。
そしてbitFlyer Lightningへのアクセスが集中すると、画面表示が遅くなります。
それ以外にも注文の売買に時間がかかることもあります。
少なくとも現在はそういう状況なので、短期での売買をする際には注意が必要です。
取引履歴や損益情報が見づらい
bitFlyer Lightningでは、取引履歴は数字のみで表示されます。
また、損益情報に関しては、グラフで表示されます。
残念ながら、どちらも他の形式での表示が選べません。
過去の履歴などは、チャート形式の方が視認性が高いのですが、それを選べないのは残念です。
まとめ
以上、bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)について、その特徴やメリット・デメリットを紹介しました。
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