ビットフライヤーは、デザインが見やすく初心者も簡単に操作できる取引所です。
ですが、「それでも、ビットコインを購入するときに絶対に失敗したくない」という方へ。
このページでは、ビットフライヤーで「ビットコイン」を購入するときのやり方について紹介します。
「取引所」「販売所」の違いなど、初心者の方にとっては分かりづらい話についても解説しますので、是非参考にしてください。
bitFlyer(ビットフライヤー)の登録・入金
ビットフライヤーでビットコインを購入するには、ビットフライヤーへの登録・入金が必要です。
ビットフライヤーへの口座開設(登録)については、こちらの記事を参照してください。
また、ビットフライヤーへの入金については、こちらの記事を参照してください。
bitFlyer(ビットフライヤー)のビットコイン購入・売却方法
ビットフライヤーでビットコインを購入・売却する方法は、3通りあります。
- ビットコイン取引所
- ビットコイン販売所
- bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)
この中でも、当ブログのオススメは、交換レートが良く使いやすい「ビットコイン取引所」です。
ビットコイン取引所について
ビットコイン取引所でビットコインを売買するとき、取引の相手は「サービス利用者」です。
あなたが「ビットコイン取引所」でビットコインを買うとき、ビットフライヤーを使う別の利用者からビットコインを購入していることになります。
「ビットコイン取引所」でビットコインを売るときは、ビットフライヤーを使う別の利用者にビットコインを販売していることになります。
また、取引の際、金額に応じて「0.01% ~ 0.15%」の手数料をビットフライヤーに支払う必要があります。
ビットコイン取引所のメリット
ビットコイン取引所は、基本的に「ビットコイン交換所」よりもビットコインの交換レートが良いです。
安く買いたい人、高く売りたい人は、ビットコイン取引所を選んだほうがいいでしょう。
また、金融商品の売買では「指値注文」と「成行注文」という2つの注文方法が存在します。
ビットフライヤーのビットコイン取引所では、そのうち「指値注文」をすることができます。
指値注文とは
指値注文とは、ビットコインを買う値段もしくは、売る値段を指定して注文する方法です。
指値注文をすれば、自分の設定した金額でビットコインを手に入れる・売却することができます。
成行注文とは
成行注文とは、値段を指定しないでビットコインを買う、もしくは売る注文方法です。
成行注文では、注文をかけた時点の最安値(最高値)でビットコインを買う(売る)ことができます。
ビットコイン取引所のデメリット
指値注文をした場合、買いたい(売りたい)値段で注文を出しても、売り手(書い手)が現れずに「注文が流れてしまう」ことがあります。
ビットコイン販売所について
ビットコイン販売所では、取引の相手は「ビットフライヤー」です。
あなたが取引所でビットコインを買うときは、ビットフライヤーから直接ビットコインを購入していることになります。
また、取引所でビットコインを売るときは、ビットフライヤーに直接ビットコインを販売していることになります。
ビットコイン販売所のメリット
ビットコイン販売所には、「指値注文」「成行注文」などの仕組みがありません。また、売買手数料も無料で表示価格=購入価格なので、とてもわかりやすいです。
このように、ビットコイン販売所は仕組みがシンプルなのがメリットです。
また、ビットコイン販売所では、注文を出せば確実に購入(売却)することができます。
取引所を使ったときのように、設定した値段で買えなかった、ということはありません。
ビットコイン販売所のデメリット
販売所は「売買手数料無料」なのですが、交換レートは悪いです。
どういう意味かというと、ビットフライヤーは「売買手数料」を設定していないものの、ビットコインの購入価格は高く、売却価格は安く設定しているからです。
実際にいくらで販売が行われているかを見てみます。
例えば、こちらは2018年5月29日時点のビットコイン購入・売却価格です。
これを見ると、
ビットフライヤーからビットコインを購入するときは、1BTC=792,805円
ビットフライヤーにビットコインを売却するときは、1BTC=773,835円
売買時の差額は18,970円(約2.4%)です。
こうした売買価格の差を「スプレッド」といいます。販売所のシステム提供料などが、スプレッドに含まれます。
一方、同じタイミングで取引所の売買価格を見てみると、その差は歴然です。
売買時の差額(スプレッド)は最低170円(約0.02%)。
値段の点を見ると、取引所のほうが断然有利なのがわかるのではないでしょうか。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)について
ビットフライヤーライトニングは、ビットフライヤーが提供する、高機能の仮想通貨交換所です。ビットフライヤーライトニングからも、ビットコインの購入をすることができます。
ビットフライヤーライトニングでは、
- ビットコイン現物
- ビットコインFX
- ビットコイン先物
- ビットコインーイーサリアムの取引
をすることができます。
ただし、「ビットコイン現物(FXや先物でない通常のビットコイン)」取引に限っては、システムは「ビットコイン取引所」と同じです。
ライトニングについて、詳しくはこちらの記事を参照してください。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)のメリット
機能が多いことです。
特に、ビットフライヤーライトニングは「成行注文」を掛けることができます。
また、より細かいチャートの表示やチャット、ニュースなど、豊富な機能を使用できます。
トレードを本格的にやりたい人に向いています。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)のデメリット
機能が多すぎることで、初心者にとっては分かりづらい設計になっています。
「ビットコイン現物」の取引をするのであれば、「ビットコイン取引所」のほうがシンプルで見やすいのでおすすめです。
また、これは「成行注文」のデメリットですが、成行注文でビットコインを買う(売る)と、取引の直前に大量の注文が入った場合など、予想外の売買価格になることがあります。
bitFlyer(ビットフライヤー)のビットコイン取引所の使い方
❶ビットフライヤーにログインしたら、左側のリストから「ビットコイン取引所」をクリックします。
❷画面中央左側の「取引履歴」を見れば、直前に成立したビットコイン売買の履歴と、その価格・数量を確認できます。
❸「板」を見れば、現在出されている買い注文と売り注文を見ることができます。
「板」のうち、「売り板」にはビットコインを売りたい人の「売り注文」が安い順に、「買い板」にはビットコインを買いたい人の「買い注文」が高い順に並んでいます。
実際には、取引所で売買している人はもっとたくさん存在しますが、その中の一部だけがここに掲載されています。
ビットコイン取引所でのビットコインの買い方
「売り板」に出ている価格で買い注文を出せば、即座に注文が通り、ビットコインを買うことができます。
「売り板」に出ている価格よりも安い価格で買い注文を出すと、その注文は「買い板」に刻まれ、その価格でビットコインを売る人が現れるのを待つことができます。
以下、買い注文の出し方について解説します。
❶買いたい数量、価格を入力します。
❷「コインを買う」を入力します
❸画面が切り替わり、日本円のおおよその金額が表示されるので、「注文を実行する」を押せば、注文確定です。
ビットコイン取引所でのビットコインの売り方
「買い板」に出ている価格で売り注文を出せば、即座に注文が通り、ビットコインを売ることができます。
「買い板」に出ている価格よりも高い価格で売り注文を出すと、その注文は「売り板」に刻まれ、その価格でビットコインを買う人が現れるのを待つことができます。
以下、売り注文の出し方について解説します。
❶売りたい数量、価格を入力します。
❷「コインを売る」を入力します
❸画面が切り替わり、日本円のおおよその金額が表示されるので、「注文を実行する」を押せば、注文確定です。
bitFlyer(ビットフライヤー)のビットコイン販売所の使い方
❶ビットフライヤーにログインしたら、左側のリストから「ビットコイン販売所」をクリックします。
❷ビットコイン販売所での売買はシンプルです。中央に大きく表示されている「購入価格」「売却価格」が、ビットコインの売買価格となります。
ビットコイン販売所でのビットコインの買い方
❶買いたい数量を入力します。そうすると自動的に「日本円参考価格」が表示されます。
❷「コインを買う」を押します。
❸画面が切り替わり、注文実行の確認画面が表示されます。問題なければ「注文実行」を押しましょう。
ビットコイン販売所でのビットコインの売り方
❶売りたい数量を入力します。そうすると自動的に「日本円参考価格」が表示されます。
❷「コインを売る」を押します。
❸画面が切り替わり、注文実行の確認画面が表示されます。問題なければ「注文実行」を押しましょう。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)の使い方
❶ビットフライヤーにログインしたら、左側のリストから「bitFlyer lightning」をクリックします。
❷注文は、中央右寄りの赤枠で囲ったところから行います。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)でのビットコインの買い方
❶「指値注文」の場合は、タブの表示が「指値」になっていることを確認し、数量・価格を入力してから「買い」ボタンを押します。
❷「成行注文」の場合は、タブの表示が「指値」になっていることを確認し、買いたいビットコインの数量を入力、「買い」ボタンを押します。
bitFlyer Lightning(ビットフライヤーライトニング)でのビットコインの売り方
❶「指値注文」の場合は、タブの表示が「指値」になっていることを確認し、数量・価格を入力してから「売り」ボタンを押します。
❷「成行注文」の場合は、タブの表示が「指値」になっていることを確認し、売りたいビットコインの数量を入力、「売り」ボタンを押します。
まとめ
ビットフライヤーでビットコインを買う・売る方法について説明しました。
ビットコインを頻繁に売買するのであれば、手数料の安い「取引所」または「ビットフライヤーライトニング」を使いこなせるようになりましょう。
頻繁な売買はせずに、ただ保有するだけであれば、「販売所」のスプレッド手数料もそれほど負担にならないかと思います。
ただしその場合、購入したビットコインは「ハードウェアウォレット」に移動するなどして、自身の手元で管理することをおすすめします。
このサイトでは、これ以外にも取引所の使い方、仮想通貨の解説などをしています。
気になることや、わからないことがあるときなどに、是非参考にしてください。
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