アフィリエイトをやり始めると、毎日心が折れて諦めそうになります。
稼げる人が1割しかいないですし、1年目で辞めてしまう人が大半なのも頷けます。
実際にアフィリエイトを始めてみて、
- アフィリエイト難しすぎる
- アフィリエイトで稼げるなんて嘘じゃん
- もうアフィリエイト止めよう
こういったことを思っている初心者も少なくないでしょう。
この記事では、「アフィリエイトやブログは稼げるけど、そんなに楽じゃないよ」という事実をご紹介しておきます。
管理人も2年アフィリエイトをしていますが、毎日毎日、自分の実力・知識のなさに絶望しています。絶望しなかった日はないというほどです。
色々なブログで「アフィリエイトブログをやらないのは損」という主張を見て、初心者が苦しむ部分には触れていないなと感じるので、この記事で初心者が直面するであろう苦しみをまとめておきます。
アフィリエイトブログを始めてから、ほかのみんなもこういったことで苦しんでいたんだと思うと、少し心が軽くなると思います。
アフィリエイトはメンタルがやられます
アフィリエイトを続けていると、絶望する瞬間の連続です。一つ壁を乗り越えたらまた新たな壁が・・・。
サイトの成長に伴って問題は変わるものの、次々降りかかる問題に心が折れそうになります。
そんなとき、ほかの人も同じことで悩み・苦労していることを知れば、「私だけじゃなかったんだ…」と少し元気が湧くかもしれません。
ということで、アフィリエイト初心者が最初の一年で直面する苦悩を挙げておきます。
上級者になるともっと高次元の悩みがあるのでしょうが、一年目だとこんな感じです。
- 書いた文章のレベルが低すぎる問題
- アクセスが集まらない問題
- デザインがショボすぎる問題
- アクセスが増えても商品が売れない問題
- これだけ時間をかけたのに収入が少ない問題
- 記事がコピペされまくる問題
- ライバルが出現する問題
- 周りのレベルが高すぎる問題
書いた文章のレベルが低すぎる問題
やる気満々で始めたけど、実際にできあがった文章を見て、自分の文章力のなさに驚き、絶望します。
「こんなはずでは…」となりますが、それも仕方ありません。これまでの人生で、文章を書く訓練をする機会なんてなかったのですから。
この問題を解決するには、下で紹介している本に書かれている内容を実践しながら、『書く→本読む→書く→本読む→…』の反復練習ぐらいしかありません。
文章レベル低すぎ問題を解決するなら、
アクセスが集まらない問題
最初の100記事くらいは、アクセスが集まりません。
おそらくあなたはTwitterなどで、3ヶ月100記事で10万円達成!みたいなツイートを見て、アフィリエイトやブログを始めたことでしょう。
ブログに慣れていない初心者だと、ちゃんとした記事を書こうと思うと、丸一日(8時間)かかったりします。
そして、100本くらい頑張って書いても1日100アクセスしかない。アドセンス報酬は1日数十円・・・。辛いです。
「この時間を、別の副業に使った方がよかったんじゃないか?」とか何度も頭をよぎります。それでも継続しましょう。
ここが大体の人が離脱するので、ここを突破しただけでも成功率は飛躍的に高まります。
デザインがショボすぎる問題
有名なアフィリエイトサイトを見て、「なんて洗練されたデザインなんだ!こんな綺麗なデザインに自分のサイトでもできないかな?」と感じることでしょう。
そのあとに自分のサイトを見て、「はぁ…」と溜息。
こんなのもしょっちゅうですが、デザインが悪くてもSEOはなんとかなるもので、上位表示も意外にいけます。
トップブロガーと言われているイケハヤさんのブログを見てみるといいです。めちゃシンプル。
デザインがショボくても、とりあえず無視してOK。
検索上位に出れば、デザインがショボくても読まれます。
アクセスが増えても商品が売れない問題
記事がある程度上位表示されるようにアクセスが増えても、商品が売れませんよね?
そうなると「今までの努力はムダだったのか…」という気持ちになります。
しかしあなたの努力は決してムダにはなりません。ちょっとしたことで商品は売れるようになります。
営業未経験者だと、ものを売ることに抵抗を感じる人も少なくないでしょう。控えめな言い回しで商品を紹介しても売れません。
そんなあなたは、セールスライティングについて学びましょう。これで割と解決します。
アクセスが増えても商品が売れない問題を解決したいなら、
これだけ時間をかけたのに収入が少ない問題
商品が売れるようになったとしても、これまでかけた時間を考えると、時給100円以下。
「アフィリエイトって全然割りに合わないじゃん」と思っている方、売上は急激に伸びることがあります。
半年間こまめに記事更新を継続していると、その運営歴も評価されて、検索順位が突然少しだけ上がるときがあります。
この少しが劇的に売り上げを伸ばすきっかけになったり、インフルエンサーの目に止まるキッカケになったりして、爆発的にアクセスがアップすることも。
当サイトの収入実績の推移記録は、その典型的な例だと思いますので、参考までにどうぞ。
何がきっかけで伸びるかわからないのが、アフィリエイトの面白いところでもあります。
記事がコピペされまくる問題
商品がある程度売れるようになってくると、なんらかのキーワードで上位表示できている場合が多いでしょう。
こうなると、あなたの記事がコピペされるときがやってきます。
上位表示のサイトであっても、「あっこれ私のサイトのコピーをしてる」と発見することもあるでしょう。CCCといったプラグインを入れていると、通知が大量に来て、これだけコピーされているのかと驚きます(全てがコピペ目的ではありませんが…)。
そのときにコピペ対策を取ったり色々できますが、サイトの利便性を損ねるので悩みどころです。
書いた記事がコピペされるのは気分がいいものではありませんが、これはリアルビジネスでもよくあること。スマホ業界のデザインを見ればわかりやすいですね。
アフィリエイトは戦場です。
ビジネスにおいても、特許の隙間をついてほとんど同じ商品を販売したりなんて普通ですし、日本を代表する東証1部上場の大企業でもやってるわけですからね。
割り切り重要。
ライバルが出現する問題
あなたが稼げるようになって「よっしゃ不労所得や」とか思っていると、強烈なライバルが登場します。
そのライバルは、あなたが攻めているジャンルが稼げるとどこからともなく察知して、いつの間にか大量に記事を投入して、あなたのサイトと同レベルになっています。
お互いに相手の記事を分析してはコンテンツ追加という泥沼競争の始まりです。
相手はすでに稼いでいるアフィリエイター/ ブロガーの場合が多く、ツールを使ってあなたのサイトが何で集客しているかも熟知しており、熾烈な争いが続きます。
「不労所得とはなんだったのか」
アフィリエイトやブログで不労所得にはなるには、そのカテゴリーで確固たる地位を築いたときぐらいです。それでも数年は続かないです。
不労所得というよりも、かなり手間を減らしても収入を生み続ける仕組みにはなります。株式の配当みたいに、全く何もしなくても収入がもらえるのとは少し違います。
気づいたら周りのレベルが高すぎる問題
ライバルが出現して、負けじと争っていると、気付いたときには、あなたの周りには法人サイトなどが多数出現しています。
サイトはワードプレスのテンプレートなどではなく、カスタムテーマもしくはHTMLで、サイトデザインは見やすいし美しい。
イラストもプロに発注してもらい、4コマ漫画も駆使。解説イラストもプロによるデザインでわかりやすい。
記事の質もあなたが1日を使って書き上げるレベルを毎日5記事とかアップしている。「こんなの勝てるわけないじゃん」と絶望します。
場合によっては、あなたのサイトへの嫌がらせが起こることすらあります。恐ろしい限りですね。
アフィリエイトブログで稼ぐことは小さな起業
アフィリエイトブログにチャレンジすることは、起業とほとんど変わりません。
規模は小さいものの、ウェブメディア業界で起業しているようなものです。
アフィリエイトでは、自分で市場を調査(マーケティング)し、記事を書いて(商品開発)、さらにそれを売上につなげ(営業)、売上が上がったら売上・経費の計算(経理)もするわけです。
これって会社の活動内容と変わりありませんよね?
アフィリエイト・ブログを運営していくことは、それだけすごいことをやっているわけです。
しかし、アフィリエイターはYoutuberと同様、職業としてのイメージはよくありません。
中堅アフィリエイターにもなると、収入としてはその辺のサラリーマンより多いのですが、多分周りに言っても、「ああ、アフィリエイトね…」とか「アフィリエイト?何それ?」みたいな扱いを受けることも多いでしょう。
ですが自信を持ってください。アフィリエイトで収益を1円でも発生させたということは、あなたは小さな事業を起こすことに成功したのです。
続ければ必ず成果が出るときがきます。
ここで挙げた挫折原因は、大体の人が経験して、それを乗り越えた人が大きく負ける
まとめ
以上、アフィリエイトで心が折れる原因を紹介しました。
アフィリエイト/ブログは、継続していれば、徐々にですが確実にサイトが評価されていきます。
書いた記事を間を空けて少しリライトしてあげるだけでも、SEO順位が大幅に上がることも。これはGoogleのSEO評価項目にサイトの運営歴も入っているためで、運営歴1年目のサイトと5年目のサイトだと、同じ記事を書いても基本的には後者の方が評価されます。
なので、継続すればするほど有利になっていきますので、心が折れそうになっても、誰もが通る道ということで、なんとか思い留まって継続してみてください。
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